OpenShift への接続 (必須事項)
OpenShift でセットアップをテストする場合、OpenShift は必須事項です。OpenShift への Keycloak のインストール を開始する前に完了する必要があります。
前提条件
これには、実行中の OpenShift インスタンスが必要です。どの OpenShift インスタンスでも動作するはずです。
AWS に OpenShift をセットアップするには、Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) を使用してください。
- OpenShift コンソールの URL
-
通常、次の形式の URL です
https://console-openshift-console.apps.<domain name>/
- OpenShift API の URL
-
通常、次の形式の URL です
https://api.<domain name>:6443/
- ユーザー認証情報
-
カスタムリソース定義をインストールできるように、
cluster-admin
ロールを持つ OpenShift ユーザーログイン名とパスワード。
OpenShift への接続
-
OpenShift コンソールにログインします。
-
右上隅の疑問符アイコン
(?)
に移動し、コマンドラインツール を選択します。 -
お使いのオペレーティングシステム用の
oc
バイナリをダウンロードします。 -
Linux では、
~/.bin
フォルダに展開します。 -
コマンドの自動補完を有効にするには、次のスニペットを
~/.bashrc
ファイルに追加します。source <(oc completion bash)
インストールの検証
次のコマンド
oc version
次のような出力を出力する必要があります。
Client Version: 4.12.0-... Kustomize Version: v4.5.7 Server Version: 4.12.13 Kubernetes Version: v1.25.8+27e744f
クライアントとサーバーのメジャーバージョンとマイナーバージョンは一致する必要があります (上記の例では 4.12
)。
コマンドラインでのログイン
次のコマンドを使用してコマンドラインでログインし、パスワードの入力を求めます。ログインすると、コンテキストが自動的にそのクラスターに切り替わります。例えば、minikube クラスターに切り替える方法については、下記の 異なる Kubernetes クラスター間の切り替え を参照してください。
oc login https://api.<domain name>:6443 -u <username>
セッションは約 1 日で期限切れになり、再ログインする必要があります。 |
ユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングの有効化
デフォルトでは、OpenShift HCP はユーザー定義プロジェクトのアラートルーティングを有効にしません。
/provision/openshift
フォルダにある次の ConfigMap cluster-monitoring-config.yaml を OpenShift に適用します。
kubectl apply -n openshift-monitoring -f cluster-monitoring-config.yaml
これがデプロイされると、openshift-user-workload-monitoring 名前空間にいくつかの新しいポッドが起動します。
kubectl get pods -n openshift-user-workload-monitoring
PrometheusRule
CR で定義されたアラートは、OpenShift コンソールのメニューエントリ 監視→アラート で表示できます。
参考資料