zipファイルからインストールする場合、デフォルトではkeycloak-26.2.0
というインストールルートディレクトリが作成され、これはファイルシステム上の任意の場所に作成できます。
/opt/keycloak
は、コンテナ内でKeycloakを実行する、Docker、Podman、Kubernetes、OpenShiftを含む、Keycloakのすべてのコンテナ化された使用法において、サーバーのルートインストール場所です。
ドキュメントの残りの部分では、相対パスはインストールルートからの相対パスとして理解されます。たとえば、conf/file.xml は<install root>/conf/file.xml を意味します。 |
Keycloakのインストールルートには、多数のフォルダが存在します。
bin/ - kc.sh|bat
、kcadm.sh|bat
、kcreg.sh|bat
を含む、サーバーのすべてのシェルスクリプトが含まれています
client/ - 内部的に使用されます
conf/ - keycloak.conf
を含む、構成ファイルに使用されるディレクトリ - Keycloakの設定を参照してください。構成ファイルを指定するための多くのオプションは、このディレクトリからの相対パスを想定しています。
truststores/ - truststore-paths
オプションで使用されるデフォルトパス - 信頼できる証明書の設定を参照してください
data/ - トランザクションログなど、サーバーがランタイム情報を保存するためのディレクトリ
logs/ - ファイルロギングのデフォルトディレクトリ - ロギングの設定を参照してください
lib/ - 内部的に使用されます
providers/ - ユーザーが提供する依存関係のディレクトリ - サーバーを拡張するためのプロバイダーの設定、およびJDBCドライバーを追加する例についてはデータベースの設定を参照してください。
themes/ - 管理コンソールのカスタマイズのためのディレクトリ - テーマの開発を参照してください