結果サマリー
シェルスクリプトは、異なる実行を比較するために使用できるサマリーJSONを作成します。
各実行で作成されるJSON
すべての実行において、kcb.sh
はresults.json
ファイルを作成します。このファイルには、Gatlingへの入力パラメータと結果の出力が含まれています。
各結果は実行を要約しており、パイプラインでさらに処理できます。各実行には、説明的な名前と実行を識別するUUIDがあります。ファイル名にはタイムスタンプとUUIDが含まれているため、さらなる処理のために複数の結果ファイルを単一のフォルダに簡単に配置できます。
kcb.sh
スクリプトのユーザーは、後で使用するために情報を記録する目的で、テスト対象システム(SUT)に関する情報を結果ファイルの一部として取得したい場合があります。これを行うには、ユーザーは情報を収集し、コンソールに出力するスクリプトを提供する必要があります。ROSA環境の場合、クラスターに関する情報を収集するrosa_describe.shがあります。環境変数SUT_DESCRIBE
が設定されている場合、kcb.sh
は、テスト対象システムのJSON記述を取得するために、環境変数SUT_DESCRIBE
で指定された実行可能ファイルとCLI引数を呼び出します。その後、system_under_test
キーを使用してファイルに追加します。oc-keycloak-login/action.ymlで、GitHubワークフローで環境変数がどのように設定されているかを確認してください。
これをGitHubワークフローから実行する場合、ファイル名はGitHub Actionsの出力kcb_result
に記録されるため、GitHubワークフローの後続のステップで取得できます。
結果JSONファイルのサンプル抜粋。
{
"uuid": ...,
"name": ...,
"grafana_input": {
"start": ...,
"end": ...,
"input": ...
},
"grafana_output": ...,
"system_under_test": ...
}