Infinispan CLI コマンドを自動化する概念

Infinispan CLI コマンドは、`Batch` CR インスタンスを作成することで自動化できます。

Kubernetes の外部 Infinispan と対話する場合、Batch CR を使用すると、標準の kubectl コマンドを使用してこれを自動化できます。

使用場面

Kubernetes 上でのインタラクションを自動化する場合に使用します。これにより、ユーザー名とパスワードの提供や、シェルスクリプトの出力とそのステータスの確認を回避できます。

人間が対話する場合は、CLI シェルの方が適している場合があります。

次の Batch CR は、運用手順 サイトをオフラインにする で説明されているように、サイトをオフラインにします。

apiVersion: infinispan.org/v2alpha1
kind: Batch
metadata:
  name: take-offline
  namespace: keycloak (1)
spec:
  cluster: infinispan (2)
  config: | (3)
    site take-offline --all-caches --site=site-a
    site status --all-caches --site=site-a
1 Batch CR は、Infinispan デプロイメントと同じ名前空間に作成する必要があります。
2 Infinispan CR の名前。
3 1 つ以上の Infinispan CLI コマンドを含む複数行の文字列。

CR が作成されたら、ステータスが完了を示すまで待ちます。

kubectl -n keycloak wait --for=jsonpath='{.status.phase}'=Succeeded Batch/take-offline
Batch CR インスタンスを変更しても効果はありません。Batch 操作は、Infinispan リソースを変更する「1 回限りの」イベントです。CR の .spec フィールドを更新する場合、またはバッチ操作が失敗した場合は、Batch CR の新しいインスタンスを作成する必要があります。

参考資料

詳細については、Infinispan Operator Batch CR ドキュメント を参照してください。

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